診療時間 診療時間
アクセス アクセス
お電話 お電話

医師紹介

院長紹介

院長 末永 義人(すえなが よしと)

経歴

  • 平成2年3月 久留米大学医学部 卒業
  • 平成2年5月 熊本大学医学部附属病院産科婦人科勤務
  • 平成8年4月 三井大牟田病院産婦人科勤務
  • 平成9年4月 荒尾市民病院産婦人科勤務
  • 平成10年4月 熊本大学医学部附属病院産科婦人科勤務
  • 平成15年3月 小国公立病院産婦人科勤務
  • 平成17年4月 末永産婦人科医院勤務
  • 平成27年6月 末永産婦人科医院理事長就任

資格

  • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医

ドクターズインタビュー

院長先生が医師を志したきっかけについて教えてください

元々、すえなが婦人科・産科クリニックを開院した父が産婦人科医をしていました。
開院はもう50年以上前の話ですが、当時父は朝から晩までお産につきっきりで働いており、私はそんな父の背中を見て育ちました。
そういった影響は、とても大きかったと思いますね。
地域の方に愛され頼られる父のようになりたいと考え、医師の道を志しました。
そして地域の皆さんの支えで、ここまでやってこられたと思います。

さまざまある医療の分野で産婦人科医を目指されたのはなぜですか?

医学部に在籍している頃から、いつかは父の跡を継ぐという気持ちがありました。
元々は外科の分野に興味があったのですが、出産のシーンでも必要に応じて外科の知識を活かせること、そもそも父が産婦人科医であったことから、自然と今の道に進んだ感じです。
現在は当クリニックでお産は行っていませんが、妊婦健診にいらっしゃる方のサポートや婦人科の分野で患者さんのお悩みと向き合っている日々は、とてもやりがいに満ちています。

検査や治療において、患者さんのお気持ちを重視されているのですね

そうですね。産科・婦人科という分野は、患者さんにとってすごくデリケートなお悩みがたくさんあります。10代、20代の患者さんは特に、内診台に上がることさえ不安であったり、恐怖心を覚えてしまったりすることがあります。
そうした患者さんに対して、不必要な内診を行うことはいたしません。
内診が必要な場合は、事前にきちんと「こうした検査が必要です」「こういった情報が大切です」と丁寧に説明をして、ご納得いただいた上で診療を進めてまいります。

患者さんと接する際に気をつけていること・配慮されていることはありますか?

助産師や女性看護師など、女性スタッフが常に患者さんをサポートできる体制を整えました。
いくらクリニックと言っても、男性スタッフばかりの環境では患者さんが不安になってしまいますので、女性スタッフの存在はとても重要だと思っています。
私自身も、患者さんとしっかり話をして少しずつ信頼関係を築いていくなど、患者さんの不安軽減には注力しています。

すえなが婦人科・産科クリニックの強みといえば、どの部分でしょう?

生理痛のお悩みからがんの検診、ピルの処方まで「女性のお悩み」に幅広く対応できる体制が整っていることは当クリニックの自慢の一つです。
診療内容以外では、「患者さんとしっかりお話をする!」という点を重視していますので、患者さんにとって「気軽に何でも話せる場所」になれるかな?と感じています。
対話というコミュニケーションは、患者さんの負担を軽減することにつながりますし、不安なく治療を受けていただくためには欠かせない取り組みだと思います。
「地域に根ざしたクリニック」として、患者さんに親しみを持っていただけると嬉しいですね。

婦人科・産科として、その中でも婦人科に特化されていると聞きました

そうですね。妊婦健診やお産メインの大きな産婦人科と異なり、町の婦人科にはいろいろなお悩みを抱えている方がいらっしゃるので、短い待ち時間で幅広いお悩みに対応できる環境を作ったつもりです。
生理痛、排尿時のお悩み、便秘、更年期、女性のがん、避妊…など、間口を広くすることで、一つのお悩みから他のお悩みも解決していけるような診療を心がけています。
患者さんが話しやすい環境づくり、待ち時間を少なくして体の負担軽減など、地域に根ざしたクリニックだからこその強みを活かしていきたいですね。

ピルの処方について、先生のお考えをお聞かせいただけますか?

ピルを処方する際には、患者さんがどのような用途を希望されているかをきちんと伺い、ニーズに合わせた処方を行っています。
例えばピルというと避妊のイメージが強いと思いますが、実は生理痛の軽減など、体質の改善に使用することもあるのです。
当クリニックは、できるだけピルの種類を揃えて、患者さん一人ひとりに合わせたものをお渡しすることが大切だと考えています。
「きちんと避妊をしたいから」「生理痛を和らげたいから」「アフターピルで望まない妊娠のリスクを回避したい」など、まずはご希望や事情をお聞かせいただけたらと思います。

子宮頸がんワクチンは副反応が気になるという声もありますね

接種後の副反応は、患者さんも懸念される部分なので大きな課題の一つになると思います。
しかし、子宮頸がんが「ワクチンで防ぐことができるがん」であるということに変わりはありません。
その点においては、ワクチンの重要性を患者さんにお話ししていきたいですね。
かといって、ワクチン接種を無理に奨めることはもちろんありません。
年に一度の検診など、早期発見・早期治療のためにできることはワクチン以外にもあります。
そうした取り組みを呼びかけながら、患者さんの健康と笑顔を守っていくお手伝いをしていきたいと思っています。

受診を検討されている患者さんにお伝えしたいことはありますか?

女性特有のお悩みはとてもデリケートなもので、気軽に相談できないと考えている方も多いと思います。
生理痛や生理不順、更年期障害の症状を我慢して過ごしている女性も多いでしょう。
当クリニックは、そういった女性のお悩みと真摯に向き合い、その方に合わせた治療やケアを行っていきたいと思っています。
女性の健康を守るために幅広い診療に対応いたしますので、まずは一度お話をお聞かせください。
熊本市に住む女性の皆さんにとって、すえなが婦人科・産科クリニックが「困ったら気軽に相談できる場所」になれたら幸いです。